「高山勝成選手のアマチュア登録を支える会」（米田眞理子会長）は3日、 大阪府堺市堺区の堺山之口商店街で開かれた第3回堺区ボランティアまつりで、東京五輪出場を目指す元プロ4団体世界王者の高山のアマ登録実現に署名活動を行い、約1000人の署名を集めた。

　高山はWBO世界ミニマム級王座を返上後、今春から名古屋産業大学に入学。教員資格を取り、ボクシング指導者の道を歩むとともに、アマチュア資格を取得して、東京五輪の予選に出場を目指している。

　しかし、アマを統括する日本ボクシング連盟はプロ経験者の試合出場を認めていない。連盟に規則改正を求めるために7月に支える会が発足、大阪を中心に活動を開始した。

　この日の署名活動には高山とお笑いコンビ、シャンプーハットのてつじ、漫才師の幸助福助ら芸能人も協力、商店街で呼びかけた。

　高山は「多くの方からご支援いただき、本当にありがたいです。勇気とパワーをもらいました。みなさまからいただいた応援を胸に、東京オリンピック挑戦に向けて頑張ります」と話していた。