今月11日（日本時間12日）ロサンゼルス・ハリウッドで行われたWBAフェザー級“レギュラー”王座戦をメインとするイベントはプロモーター、ゴールデンボーイ・プロモーションズ（GBP）初の試みとしてソーシャルメディア、フェイスブックでライブ配信された。そのヒット数が1770万件超に達したことがわかった。GBPのエリック・ゴメス社長がメディアに伝えた。

　世界中で23億人の利用者がいるといわれるフェイスブック。今年に入り米国ではヨーロッパのタイトルマッチや重要試合が中継されていた。

　イベントの模様は前座試合から配信され、次第にアクセスが増加。ゴメス社長によると今回のアクセス数は野球のメジャーリーグの試合に匹敵する数字で「ボクシングの初のイベントで彼ら（フェイスブック）を大いに満足させた」とのこと。

　メインのWBAフェザー級は、GBP参加のジョセフ・ディアスが王者ヘスス・ロハスに判定勝ちしたが、ディアスは前日の計量でリミットオーバー。多くのファンの目に触れた試合でベルト奪取は成らなかった。

　GBPは第2弾として20歳のスター候補ライアン・ガルシア（米）の次試合をフェイスブックで中継する。9月1日、米インディオのファンタジー・スプリングス・カジノ。相手は同じく世界ランカーのカルロス・モラレス（メキシコ＝米）。Photo:Tom Hogan-HoganPhotos/Golden Boy Promotions