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メリンドとV4戦の拳四朗 茅ヶ崎でキャンプイン

2018年9月1日 10時35分

“拳四朗スマイル”全開──10月7日の横浜アリーナで元世界王者ミラン・メリンド(比)と4度目の防衛戦が決まったWBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)が31日、神奈川県茅ヶ崎市内で走り込みのキャンプをスタートさせた。

拳四朗(左)は恒例の茅ケ崎合宿でまずは土台づくり

 元は財閥の別荘だったという後援者所有の豪邸に寄宿してのキャンプは今回が3度目という拳四朗。参加者は総勢10選手。日本ライト級チャンピオンの吉野修一郎、OPBF・S・ライト級王座挑戦の決まった永田大士らいつも一緒に練習する三迫ジムの仲間たちとにぎやかにキャンプ・イン。父の寺地永会長、三迫ジム三迫貴志会長も同行した。

雄たけびをあげる拳四朗と三迫勢

 スポーツトレーナー篠原茂清氏の主導でストレッチなどの入念な準備運動にたっぷり時間をかけた後、茅ケ崎の海岸沿いを往復6キロのランニングを元気にこなした。初日とあって軽めだったが、ハードなメニューは翌朝の練習から。スタミナに不安はないが、「もっとメンタル面のスタミナもつけたい」とチャンピオンは言っていた。

 茅ケ崎キャンプは3日まで、9日にはメリンドの母国フィリピン・キャンプに旅立ち、スパーリング三昧の10日間すごす。

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