あす2日、大阪・寝屋川市立市民会館で開催される「GTI 3GYMS MATCHING」の前日計量が1日行われ、メインのWBOアジアパシフィック女子L･フライ級王座決定8回戦は、緒方汐音（寝屋川石田）がリミットの48.9キロ、塙英理加（UNITED）が48.7キロで合格した。

　2月にフィリピンでWBA女子同級王座を獲得している緒方（9勝2KO6敗）は「塙選手は下半身がしっかりしていたのでパンチあるかもしれない。初めてのメイン、初めて日本でのタイトルマッチ。ベルトに恥じない試合をします」と意気込みを口にした。

　昨年5月、江畑佳代子（ワタナベ）に敗れたWBO女子世界ミニマム級戦に続く2度目の世界挑戦を目指すの塙（9勝3KO2敗）は「相手は背が高くて 目がきれいに輝いてた。あすはもう一度世界を取りに行くために越えなきゃいけない試合。大阪まで遊びに来たんじゃない。必ずベルトを取って帰ります」と言葉に力をこめた。

　イベントは寝屋川石田、大成、グリーンツダの3ジムが企画。昨年11月、日本プロボクシング協会に加盟した寝屋川石田ジムは地元で初のイベント開催となる。＝写真提供：清水博マッチメーカー