小國以載 “世界前哨戦”に勝利「だいぶ戻ってきた」
2019年5月8日 21時53分
2019年5月8日 11時36分
WBA世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が8日午前、羽田空港発の便で英国に旅立った。井上は18日(日本時間19日)、同国グラスゴーのSSEハイドロでIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とWBA・IBF統一戦兼ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝に挑む。
髪をカットし、減量でほほがこけた井上が精悍な表情で報道陣の前に姿を現した。「日本でやるべきことはやった。あとは試合当日をイメージよく迎えるだけ」。静かな語り口に決意を感じさせた。
海外での試合は17年9月、アメリカでWBO・S・フライ級王座の防衛戦を行って以来2度目。しかし今回は統一戦&WBSS準決勝とあって「あのときとは全然違う」と心境を明かした。
その証なのだろうか、当初は試合の1週間前に現地入りする予定だったが、「環境に慣れたい」という本人の希望で出発を早めた。現地では食事の作れるコンドミニアムを拠点とし、父の真吾トレーナー、弟のWBCバンタム級暫定王者・拓真、日本S・ライト級王者で従弟の浩樹のサポートを受け、最終調整を行う。
昨年は2試合連続の1ラウンドKO勝ちで世界に衝撃を与えており、プレッシャーは並々ならぬものがあるだろう。それでも井上は「今年一発目もいい形にしたい。期待してください」と頼もしい言葉を残して飛行機に乗り込んだ。
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