あす19日、後楽園ホール「フェニックスバトル」のセミで行われるOPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチは、王者の中嶋一輝（大橋）が53.4キロ、挑戦者の栗原慶太（一力）がリミットの53.5キロであすの試合に進んだ。

　アマの強豪校、芦屋大からプロ入りした中嶋はデビューから10勝8KO1分をマーク。今年5月にOPBF王座決定戦を制してタイトルを獲得した強打のサウスポーは「どんな展開になっても倒したい」と自らの美学とも言えるKOにこだわり。今回の試合が初防衛戦となる。

　元OPBF王者の栗原（15勝13KO6敗）は今年1月、中嶋の同門である井上拓真に王座を奪われて以来のリングとなる。会見では「こんなに早くチャンスがもらえるとは思っていなかった。中嶋選手は国内で一番やりたいと思っていた選手」と今回の試合を大歓迎。KO必至の大一番に気持ちを高めていた。

　あすのイベントは17時30分スタート。試合の模様はひかりTV、dTVチャンネルで生中継される。詳細はこちらから → https://www.phoenixbattle.jp/