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佐々木尽まさかの計量失格 あす平岡アンディとの注目S・ライト級戦は…

2021年10月18日 19時05分

 あす19日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル81」の計量が18日行われ、メインの日本&WBOアジアパシフィックS・ライト級王座決定戦は、日本1位の平岡アンディ(大橋)が63.3キロで合格したが、同2位の佐々木尽(八王子中屋)は1.8キロ超過の65.3キロでリミットの63.5キロをクリアできなかった。

計量を終えた平岡(手前)と佐々木

 この結果、佐々木には試合当日17時にS・ライト級リミットの8%超(68.4キロ)を下回る条件が課せられた。佐々木がこの体重をオーバーした場合は試合中止。試合が行われた場合、平岡が勝てばタイトル獲得、佐々木が勝てばタイトルは空位のまま。

 平岡はデビューから17連勝12KOのホープで、世界ランキングはIBF6位。米大手プロモーションのトップランクとも契約する期待の25歳であり、同じくデビューから11連勝10KO無敗の強打者、20歳の佐々木との対戦はファンの期待が大きかった。

 計量後にオンラインで会見した平岡は「みなさんにこれだけ期待していただいて、メディアにも載せてもらっての状況で残念な気持ちではありますけど、彼もまだ若いので、仕方ないと言ったらダメなんでしょうけど、今後は気をつけてほしいと思います」と佐々木を気遣ってコメントした。

 対戦相手の計量失格という思わぬ事態になったとはいえ、世界を目指す平岡の気持ちに揺らぎはない。平岡は「もちろんこのベルトが重要だけど、その先のステップに向けていい試合をしたいという気持ちがある。自分が安定してきたところ、多彩なパンチ、動きができるところを見せたい」と力強く話した。

 試合の模様はひかりTVとdTVチャンネルで生中継される。番組では平岡が10歳のときの姿を追いかけた「さんまのスーパーからくりTV」に出演していた関根勤、東京オリンピック女子フェザー級金メダリストの入江聖奈(日体大)がゲストで登場する。写真=大橋ジム提供

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