4月12日に後楽園ホール「フジボクシング　ダイヤモンドグローブ」で予定されていた日本ウェルター級タイトルマッチ、王者の小原佳太（三迫＝写真右）と前王者の永野祐樹（帝拳＝同左）の試合が中止となった。三迫ジムが29日発表した。

　三迫ジムによると35歳の小原が練習中に右足を負傷したことによるもの。世界挑戦経験もあるこのクラスの第一人者、小原は2020年1月に永野から王座を奪取。2度の防衛を成功させており、今回が再戦となるはずだった。

　当日はセミに予定していた元WBA･S･バンタム級王者の久保隼（真正）と元日本フェザー級王者の佐川遼（三迫）によるフェザー級8回戦がメインイベントに繰り上がる。