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ビボルがカネロとの再戦前に強敵 11.5ラミレスとWBA・L・ヘビー級防衛戦合意

2022年8月22日 14時18分

 WBA・L・ヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)と指名挑戦者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)のタイトル戦が11月5日開催される運びとなった。21日、両陣営がツイートし、WBAが発表した。会場はアラブ首長国連邦(UAE)が第一候補に挙がっている。

ビボル(左)とラミレス

 この無敗対決は交渉が難航しているとも言われた。しかしWBAがラミレス以外の挑戦者を認めないと通達したことで、ビボルのプロモーター、マッチルーム・ボクシングとラミレスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズが歩み寄り、入札を回避して締結に向かった。

 マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターはビボルに傘下の王者候補ジョシュア・ブアッツィ(英=WBA2位)をビボルに挑戦させるプランを有し、ラミレス戦を待機する動きもあった。

 ビボル(20勝11KO無敗=31)は5月、パウンド・フォー・パウンド・ナンバーワンにランクされていたS・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に判定勝ちで王座を防衛。カネロとのリマッチが既定路線で、その前に強敵を迎えることになった。

 一方“スルド”ラミレス(44勝33KO無敗=31)は元WBO・S・ミドル級王者。4月、ドミニク・ボーゼル(ドイツ)をストップして指名挑戦者の座をゲットした。アグレッシブなメキシカンスタイルを売り物にするパンチャーで、ビボルのテクニックにどれだけ通用するか興味深い。

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