2015年10月8日木曜日

リゴンドウ王座はく奪の危機、WBOが不活動に言及

 WBOはS・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ=写真)に対し、長期間防衛戦をしていないとして、その理由を説明するよう文書で求めた。WBOのルールでは9ヶ月以内に防衛戦をしないとタイトルがはく奪されるとあり、リゴンドウがWBO王座を失う可能性が出てきた。

 WBOの選手権委員会は、文書でリゴンドウのボクサーとしての能力を高く評価しつつ、防衛戦に関するルールが守られていないと指摘。「我々は柔軟な対応を取ってきたのに、チャンピオンは不活動であり続けた」とリゴンドウの態度を非難した。

 WBA同級スーパー王座のタイトルも持つリゴンドウは、実力の割に試合が面白くないという評価に加え、プロモート上のトラブルも多く、以前から試合枯れに陥ることが多かった。昨年の大みそかに、日本で天笠尚(山上)にTKO勝ちを収めたのを最後に、今年はまだ1試合もしていない。

 リゴンドウはビッグマッチを望んでいて、同じ五輪金メダリストのWBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)や、S・バンタム級の対抗王者であるスコット・クイッグ(英=WBA正規)、カール・フランプトン(英=IBF)らの名前が挙がったが、いずれも実現の見通しは立っていない。