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2016年7月17日日曜日

ワイルダーがアレオーラをTKO、WBCヘビー級V4

 現地時間16日、米アラバマ州バーミンガムのレガシー・アリーナに1万2000人超の観衆を集めて行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者デオンタイ・ワイルダー(米)が挑戦者クリス・アレオーラ(米)に8回終了TKO勝利。4度目の防衛に成功した。

 アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)との指名試合が流れたことで組まれたワイルダーのオプション防衛戦。身長2メートルのワイルダーが左ジャブを浴びせると、アレオーラは2回から顔面が紅潮し、このラウンド終了間際には出血に染まる。4回、ワイルダーは挑戦者にボディーを意識的に打たせるなど余裕の試合運び。右でダメージを与え、追撃でアレオーラを倒す。

 続行に応じたアレオーラにワイルダーは襲い掛かり、挑戦者は辛うじてゴングに救われる。5回一気に勝負をかけるかに思えたワイルダーだが、手負いのアレオーラをなぶり殺すようなボクシング。試合後、右腕を痛めたことを告白している。それでも7回終了直前には迎撃でグラつかせ、優勢は明らか。8回、出血と腫れに見舞われるアレオーラは懸命に前進したが、インターバルでセコンドが棄権をリクエストした。

 これで37勝36KO無敗となったワイルダーはポベトキンとの仕切り直しよりもIBF王者アンソニー・ジョシュア(英)との統一戦に意欲的。「このアラバマに2本目のベルトをもたらす!」とインタビューで答えた。世界戦3連敗のアレオーラは36勝31KO5敗1分1無効試合。

 同じリングのウェルター級10回戦は主要3団体で10傑以内にランクされるサミー・バスケスJr(米)が北京五輪金メダリスト、フェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)に0-3判定負けで初黒星。またS・ウェルター級ホープ、20歳のエリクソン・ルービン(米)がイバン・モンテロ(メキシコ)に8回3-0判定勝ち。