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クロフォードがインドンゴをKO、12年ぶり4団体統一

2017年8月20日 16時50分

 米ネバダ州リンカーンのピンナックル・バンク・アリーナで行われたS・ライト級世界王座4冠統一戦は、地元のWBO&WBC王者テレンス・クロフォード(米)がIBF&WBA王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)に3回1分38秒KO勝ち。05年のバーナード・ホプキンスvsジャーメイン・テイラーのミドル級戦(テイラーの判定勝ち)以来、12年ぶりに主要4団体統一戦で勝利を飾った。

4団体統一王者となったクロフォード

 発表で1万2121人の観衆を集めた注目の一戦。スイッチヒッター、クロフォードは左構えでスタートし、試合はサウスポー対決となった。両者とも痩躯のボクサー型。身長で勝るインドンゴが初回、右フックを決めてヒヤリとさせられたクロフォードだが、カウンターをリターンして実力の片鱗を見せる。

 2回、昨年ロシアでエドワード・トロヤノフスキーを秒殺KOしたインドンゴの左強打は迫力があるが、クロフォードは難なくかわす。そして右ショートから左をフォローすると、ナミビア人はマットに這う。インドンゴは打たれ脆い印象がする。

 3回、インドンゴのやや大振りの左右をかわしたクロフォードが絵に描いたような左ボディーをカウンター。続いて右を見舞うとインドンゴは横転。苦痛の表情を浮かべカウントアウトされた。無敗対決を制したクロフォードは32勝23KO無敗。プロ初黒星のインドンゴは22勝12KO1敗。

インドンゴをキャンバスに沈めるクロフォード

 セミ格で行われたNABO&NABF・L・ヘビー級戦は、WBC同級2位オレクサンドル・ボズディク(ウクライナ)がクレイグ・ベーカー(米)に6回2分4秒TKO勝ちで防衛。戦績を14勝12KO無敗とした。またリオ五輪銀メダリスト、シャクール・スティーブンソン(米)がフェザー級6回戦で、ダビ・パス(アルゼンチン)に3-0判定勝ち。プロ3戦目を飾った。Photos/SUMIO YAMADA

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