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村田諒太にMGM防衛戦構想、本人はブランダムラ集中

2018年3月22日 22時49分

 WBA世界ミドル級チャンピオン、村田諒太(帝拳)が初防衛戦をクリアすれば、今秋にラスベガス有数のボクシング会場であるMGMグランドガーデンアリーナでV2戦を行う構想が明らかになった。帝拳ジムの本田明彦会長が22日語った。

この日はスパーなし、村田はミット打ちで調整

 村田は4月15日、横浜アリーナでエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)と初防衛戦を行う。ところが気の早い共同プロモーター、トップランク社のボブ・アラム氏が村田のV2戦について海外メディアに発言。村田のロンドン五輪決勝の相手、エスキバ・ファルカン(ブラジル)と7月に対戦するプランが報じられた。

 しかし、本田会長はリゾートホテル経営を手掛けるMGMが村田のV1戦のスポンサーについたことを明らかにした上で、7月ではなく9月か10月に、MGMで防衛戦のプランがあると明言。相手はファルカンではなく、別の挑戦者を考えているという。

 村田にとって3度目となる米国での試合に向け、下準備は進んでいる。米スポーツ専門局のESPNは4月15日の試合をESPN2で全米に生中継することを決定。昨年10月のアッサン・エンダム(仏)との再戦に続く生中継となる。

 22日、都内のジムでトレーニングを行った村田は全米生中継について「ありがたいこと」とこれを素直に歓迎。その上で「(5月5日に予定されている)ゴロフキンとカネロがどうなるかは分からないけれど、他のチャンピオンとやれる可能性が高まるような試合がしたい」と全米に実力をアピールし、その先の統一戦実現に意欲を示した。ただし、ドーピング疑惑の発覚したカネロとの対戦には否定的だった。

 もちろんまずは足元のブランダムラ戦に集中する考え。「序盤は速い」と分析するブランダムラを攻略するため、スピードのあるパートナーと手を合わせ、初防衛戦に向けて万全の準備を整える。

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