2013年9月30日月曜日

伊藤がWBCユース・ライト級タイトル獲得

 30日後楽園ホールで行われたWBCユース・ライト級王座決定戦は、日本フェザー級12位の伊藤雅雪(伴流)がフィリピン・ライト級11位のジェフリー・アリエンザに10回1分22秒TKO勝ちした。

伊藤は最後までスピードが衰えなかった

 試合はスタートからスピードのある伊藤がペースを握った。伊藤は出入りのスピードでサウスポーのアリエンザを翻弄し、フィリピン人が前に出てくるとカウンターで迎え撃った。

 4ラウンドをフルマークで失ったアリエンザは5回から強くプレスをかけ始めたが、逆に伊藤は右アッパーを決めて好機を演出。その後も試合は伊藤ペースで進み、9回には右をヒットさせてアリエンザの動きを止めた。ここで伊藤は詰めに入ったが、逆にカウンターを食らってダウン。しかしダメージは少なく、最終10回、逆転を狙って前に出るアリエンザに対し、伊藤が右を決めてからラッシュすると主審が割って入った。昨年の全日本新人王でいまだ無敗の伊藤は12勝4KO1分。アリエンザは9勝4KO2敗1分。

モデルボクサー高野(右)は圧勝

◇女子S・フライ級4回戦
高野人母美(山上)[1回43秒TKO]ジペリン・デリーマ(比)
 モデルボクサーとして注目を浴びる高野のプロ3戦目。対戦相手のデリーマはこの試合がデビュー戦という小柄な選手で高野とは25センチの身長差があった。177センチの高野がジャブとストレートで攻めたてると、たちまち試合はワンサイドとなり、連打をまとめたところでストップ勝ちとなった。

知念は鮮やかなKO

◇L・フライ級8回戦
知念勇樹(琉球)[1回2分31秒TKO]ライアン・ビト(UNITED)
 日本同級5位の知念が元WBCインターナショナル・フライ級王者のビトに快勝した。初回、知念はボディブローを散らしてから右ストレートを打ち下ろして最初のダウンを演出。さらにラウンド終盤、左アッパーから右ストレートでビトを沈めると、主審がノーカウントで試合を止めた。鮮やかな勝利だった。

◇バンタム級8回戦
ジョビー・カツマタ(勝又)[3-0(76-75、77-75×2)]モニコ・ラウレンテ(比)
 パワフルなサウスポー、ジョビーは初回からエンジン全開のボクシング。対するラウレンテは非力ながら2回に右カウンターでジョビーに尻もちをつかせた。その後も前に出てパワフルなブローを繰り出すジョビー、カウンターを狙うラウレンテという構図。ジョビーが7回に右アッパーを効かせ、小差の判定をものにした。