川浦龍生がV3 韓亮昊に2-1 フライ級戦は富岡浩介が戴冠

10日、東京・後楽園ホールで行われた『DIAMOND GLOBE』のトリプルタイトルマッチ、メインのWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチは、チャンピオンの川浦龍生(三迫)が韓亮昊(六島)をスプリットの判定で下して3度目の防衛に成功した。セミのWBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチでは挑戦者同級1位の富岡浩介(REBOOT)が、チャンピオンの長尾朋範(フラッシュ赤羽)から2回にダウンを奪っての判定勝ちでタイトル奪取に成功。そしてもう一つのタイトルマッチ、日本女子ミニマム級王座決定戦は、同級2位の前原香那枝(三迫)が5位の守随あゆみ(TEAM10COUNT)に判定勝ち。3度目の挑戦での王座獲得となった。

韓を退けた川浦

川浦-韓戦はサウスポー同士。長い右から左をつなぐ韓に、川浦はよく見てガードしながら返していく。最初の山場は3回、川浦が左のショートカウンターを効かすと、再び左で韓の腰が落ちた。

このチャンスは逃した川浦だが、序盤よりも腰を沈めて前に出てくる韓に対して、ステップしながら丁寧に右を伸ばし、左を打ち込む。しかし終盤の韓は体を寄せて、パンチを叩きつけて追い上げた。

「よかったのは勝ったことだけ」と反省の川浦の戦績は15勝9KO2敗。初黒星の韓は5勝3KO1敗。

 

リブートジムに再びベルトをもたらした富岡

■富岡が奪取 長尾はV2ならず

セミのフライ級戦はチャンピオンが交代した。開始から長尾がトリッキーな動きを見せながら飛び込んでいく。ブレイク直後に打ち込むなど抜け目がない。しかし富岡は2回、長尾が飛び込んできたところに左を合わせてダウンを奪った。

それでも頭を下げて飛び込みながらパンチを当て、そして抱きつく長尾。これしかないとばかりに繰り返すが、たびたび頭とローブローの注意を受け、8回にとうとうバッティングで減点を取られる。

富岡は、相手のラフファイトに熱くならず冷静に左の強打を合わせ、勝ちに徹した我慢のボクシングだった。

幾度かの敗戦の挫折を乗り越え、「長かったですね」と感慨深げに、タイトル奪取を喜んだ富岡の戦績は11勝8KO4敗。2度目の防衛に失敗した長尾は11勝6KO3敗2分。

■前原が初のベルト

3戦連続で王座決定戦の舞台に立つ前原。今回は最初からガンガン行かず、アクションの少ない序盤戦となる。しかし3回以降、圧をかけて追う前原がボディーへとパンチを集める。相手が出てくるところに右を出す守随だが、そのパンチは受け身で、左目上からの出血も厭わずプレスする前原の気迫に押され気味となった。

初めてのベルトに周りへの感謝を口にした前原の戦績は5勝4敗2分。初挑戦の守随は4勝1KO2敗。

 

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