暮れの名古屋でボクシングイベント 飯田覚士&ジョー小泉さんがトークショー
2024年12月24日 13時33分
2024年12月23日 12時05分
六島ジム主催の興行「You will be the Champion 21」が22日、大阪・住吉区民センターであり、メインのスーパーフライ級8回戦に登場した韓亮旲(六島)は近藤冬真(蟹江)に5回1分39秒レフェリーストップによるTKO勝ちをマークし、これでプロ転向以来3連勝2KOを飾った。
韓(26歳)は昨年の全日本社会人フライ級王者からプロ転向した期待の選手。ジムの先輩、西田凌佑と同系のサウスポーの技巧派で、この日も立ち上がり右のリードをビシッと決めて快調にスタートを切った。この回終盤には偶然のバッティングで韓は右目上をカットし出血するアクシデントもあったが、次の2ラウンドには左ストレートのカウンターを決めて近藤を派手にひっくり返した。
これに対して気持ちの強い近藤もめげずに応戦。4回には韓を猛攻して守勢に立たせる場面も。5回も近藤が攻撃的に試合を進めたが、韓が猛攻に転じるとロープ際で手が出なくなった近藤にレフェリーがストップを宣言した。
「メチャクチャ気の強い選手で、しんどかった」と韓。アマ出身の韓はまだプロ3戦目とプロに慣れるためにはうってつけの相手だったようだ。来年の抱負を聞かれると、韓は「来年はここ住吉区民センターにベルトを持ってくることをみなさんに約束します」と大胆に予言していた。敗れた近藤は8勝10敗3分。
セミのスーパーフェザー級8回戦では、北九州のホープ岡本恭佑(HKスポーツ・日本7位)が登場し、ノーランクの干場悟(蟹江)を鮮やかなワンラウンドKOに沈めてみせた。基礎のしっかりしている岡本は、ファイターの干場の動きをよくみて、出ばなに左アッパーを打ち込みダウンを奪った。辛くも立ち上がった干場だったが、ダメージから回復していないとみた半田主審は試合続行を認めず、テン・カウントを宣告。初回わずか49秒で岡本がKO勝ちし、これで戦績を9勝6KO1敗1分としている。敗れた干場は7勝2KO9敗。
岡本にとってここ住吉区民センターは1年前に唯一の黒星を喫した舞台だったが、悪夢を払しょくするような鮮やかなKO劇だった。「来年は日本チャンピオンになろうと思っているんで、みなんさん、オレに注目してください」とこちらも大予言――。
もうひとつの8回戦では、日本ライトフライ級4位の井上彪(六島)がノーランクの木村彪吾(グリーンツダ)と激しい打撃戦を展開。最後までシーソーゲームのように手を出し合った末、三者三様の引き分けとなった。
元高校王者で元警察官という井上はプロ転向5戦目でWBOアジアパシフィック王座を狙って初黒星。今回その再起戦だったが、白星発進はならず。よく粘って互角の戦いを演じた木村の善戦が光った。井上は4勝2KO1敗1分。木村は9勝3KO5敗2分。
2025年1月19日 22時39分
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