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現地時間26日、タイ・バンコクのラジャダムナン・スタジアムにてWBC世界ライトフライ級王座決定戦が行われ、同級1位でシルバー王者のカルロス・カニサレス(ベネズエラ/107.5ポンド)が同級2位のパンヤ・CPフレッシュマート(ペッマニーから改名、本名はパンヤ・プラダブスリ/タイ/108ポンド)を相手に優勢に試合を進めたものの12回判定負け。結果はパンヤが新王座に就いた。スコアは114-114、115-113、116-112の2-0。
同級世界王座の返り咲きを狙うカニサレスと、WBCミニマム級王座に続く2階級制覇を目指すパンヤという注目の決定戦。両者、シャープなジャブの差し合いでスタート。初回は浅くながら右を当てたパンヤが取り、2ラウンドは前進を強めたカニサレスのタイミングのいい左フックが印象に残る。中盤は徐々にパワーで勝るカニサレスの攻勢が目に付き、6ラウンドこそパンヤがボディーへパンチを集めるが、カニサレスはパワー溢れる力強いパンチを返し、有効打数でハッキリとポイントを挙げた。
その後はカニサレス優勢のままラウンドが進んだ。10回、カニサレスのワンツーがクリーンヒットし、パンヤも左フックを返すものの、カニサレスがそのまま手数で押し切る。11ラウンド序盤に偶然のバッティングでタイムが掛かるも続行となり、カニサレスの連打でパンヤはダウン寸前まで追い込まれる。パンヤ・コールの中で迎えた最終回、右頬の腫れ始めたパンヤは懸命に前進して逆転を狙ったが、そのままゴングを聞いている。
首を傾げる判定で白星を挙げた33歳のパンヤは44勝27KO2敗。タイは11月16日にノックアウト・CPフレッシュマートがオスカル・コヤソ(プエルトリコ)に敗れ王座陥落したことで世界王者不在の期間が訪れていたが、約5週間でパンヤが母国に世界チャンピオンベルトを再び取り戻すことに成功した。31歳のカニサレスは27勝19KO3敗1分。勝利者コールの直後には判定に異議を唱えて真の勝利をアピールするかのようにセコンドがカニサレスを肩車していた。
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