5月2日東京ドームで中谷潤人(M.T)の挑戦を受ける世界S・バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が20日、横浜市内のジムで公開練習を行った。注目度の高さを示すように約180人のメディアが詰め寄せた。

バッグを打つ井上 photo/Naoki Fukuda
いよいよ中谷との防衛戦が近づいてきた。ここまで「長かったようで早かった」という井上からは、本番を楽しみにしている様子が伝わってきた。この日はシャドー、長身サウスポーの鈴木康弘トレーナーとのミット打ち、サンドバッグ打ちを披露。仕上がりのよさをうかがわせ、視察に訪れた村野健M.Tジム会長も「調整ができていると感じた」と率直な感想を語っていた。
昨年は年間4度の防衛戦をこなした井上。最新のアラン・ピカソ(メキシコ)戦からは4ヵ月が空き、大橋秀行会長はこの間に「いろいろと蓄積したものがうまく取れた」とみている。したがって「最高の状態」(大橋会長)とのことだ。
父親の真吾トレーナーによると、スパーリングは現時点で約80ラウンド。さまざまなテーマをクリアして「思い通りにきている」という。チャンピオンは万全の心身をつくりあげて5.2のリングに上がりそうである。

