波田大和がTKOでV3 大畑俊平が齋藤麗王のタイトルを奪う ダブルS・フェザー級戦

7日、東京・後楽園ホールで行われた『DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 41』のスーパーフェザー級ダブルタイトルマッチ。メインの東洋太平洋タイトルマッチは、チャンピオンの波田大和(帝拳)がキム・テソン(韓国)を5回TKOに下して3度目の防衛に成功。一方セミで行われたWBOアジアパシフィック王座は、挑戦者の大畑俊平(駿河男児)が齋藤麗王(帝拳)に7回TKO勝ちしてタイトルの奪取を果たした。

ダウンを奪いTKO勝ちの波田

◆東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ
波田大和(帝拳)[TKO5R2分47秒]キム・テソン(韓国)
互いに様子を見合う静かな立ち上がり。ともに明確なヒットのないまま、時間が経過する。最初の大きなアクションは3回。サウスポーの波田が左を効かせて、青コーナーにキムを追い詰め連打した。しかしキムの右を警戒していたという波田は行き過ぎない。4回も同じく左を打ち込み、再び青コーナーへと詰めるが残り数秒のところでバックステップしてラウンド終了のゴングを聞いた。

しかし5回、右フックでキムからダウンを奪った波田は、再開後も連打から最後も右フックで倒すと、同時にレフェリーが試合を止めた。

「いろんな人に助けられた」と感謝を述べ、「目元から熱いものが流れそうです」とリング上のインタビューに答えた波田は18勝17 KO2敗1分。敗れたキムは13勝9KO4敗2分。

大畑が齋藤㊨をストップする瞬間

◆WBO−APスーパーフェザー級タイトルマッチ
大畑俊平(駿河男児)[TKO7R1分11秒]齋藤麗王(帝拳)
昨年の国内年間最高試合に選出された王座獲得から7ヶ月。常に激闘を繰り広げる王者齋藤が圧力を強めて前へ出ると、挑戦者の大畑もその圧を受けとめ、頭を付け合う距離でパンチを交換する。

どのラウンドも開始からリング中央で向き合う両者のパンチが回転よく当たる。ともに止まらず互いにアッパーを滑り込ませ、右を叩きつける。大畑が右を決めると、齋藤が左ボディーを放つ。しかし4回、5回とラウンド終了間際に大畑が印象のいいヒットを奪った。

どちらかが打ち込めば、もう一方が返す。シーソーのような攻防の決着は7回。どちらもロープに詰まることない打ち合いの均衡が崩れ、大畑がコーナーを背負った。これはペースの転換を狙って齋藤を誘う目的だったという。次の瞬間、大畑の右が齋藤の左目付近を直撃すると、齋藤の動きが止まる。右目を痛めたようにして後ろを向いた齋藤に大畑が追い打ちすると、レフェリーが割って入った。

覚悟を決めて打ち合い、初めてのタイトルを獲得した大畑の戦績は8勝5KO1敗。初防衛に失敗した齋藤は7勝7KO2敗。

◆スーパーバンタム級8回戦
内構拳斗(横浜光)[TKO5R33秒]山﨑裕生(大橋)

◆ミニマム級8回戦
早坂峻(横浜光)[引分(1−0)77‐75,76‐76×2]杉浦義(協栄)

◆スーパーバンタム級6回戦
上垣量資(山木)[判定(3−0)57‐55×2,58‐54]ミルザド・マハディ(本多)

◆スーパーフェザー級4回戦
千葉勇太(熊野)[引分(1-1)39‐37,37‐39,38‐38]広井芳秋(RK蒲田)

観客 1516人

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