フライ級挑戦者は永田丈晶 カーニバル出場の松本海聖も勝利 移籍初戦の安村綺麗殊勲
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2024年12月8日 18時37分
米アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで7日(日本時間8日)開催されたもう一つのタイトルマッチ、WBO・S・フェザー級戦は王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が挑戦者で暫定王者のオスカル・バルデス(メキシコ)に6回2分42秒TKO勝ち。昨年8月の初戦に続いて返り討ちにした。
初戦で判定負けし、右目が大きく腫れ上がったバルデスだがリベンジと王座復帰に燃えていた。しかし初回終了間際、ナバレッテの右をもらい脚が震えてキャンバスに這う。前途に暗雲が立ち込めたバルデスだが、2回からスピードに乗った右をはじめ断続的にパンチを返して準地元のファンを沸かせる。
5月にデニス・ベリンチク(ウクライナ)とWBOライト級王座を争った後、負傷した左拳を手術したナバレッテは持ち前の大振りなパンチを繰り出してバルデスの攻勢を阻む。バルデスはなおも食い下がったが4回終了ゴングとほぼ同時にナバレッテの左を食らい2度目のダウンを喫する。
5回開始前、バルデスにドクターチェックが入る。ここでも優位に立ったナバレッテは左でバルデスのマウスピースを飛ばす。バルデスのダメージを見越したナバレッテは6回、攻勢を強めてバルデスにディフェンスを強いる。そして挑戦者にロープを背負わせて左ボディーを見舞うと、キャンバスに沈んだバルデスはカウントアウトされた。
久々の快勝のナバレッテ(29)は39勝32KO2敗1分。「130ポンド(S・フェザー級)であと2試合行って135ポンド(ライト級)に上がりたい」と抱負を口にした。会場で観戦したWBC王者オシャキー・フォスター(米)との統一戦もオプションにありそうだ。
一方「またやり直してファンに勇姿を披露したい」と語ったバルデス(32勝24KO3敗=33)だが限界説もささやかれる。
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