ダウン応酬! 王者奈良井翼が砂川隆祐に3-0勝ち 四大タイトル戦

24日後楽園ホールの「Lemino BOXINGフェニックスバトル152」、第3試合の日本S・フェザー級戦は、チャンピオン奈良井翼(RK蒲田)と1位挑戦者砂川隆祐(沖縄WR)が倒し倒されの大熱戦を繰り広げ、結果は奈良井が96-94、97-93、97-93の3-0判定勝ち。タイトル4度目の防衛に成功した。

8回、ダウンを奪い返した奈良井

右からの返しの左フックを狙う奈良井と、右ストレートを下に見せておいて顔面への右を狙う砂川。砂川がいきなりの左フックを空振りするシーンが目立ち、対して奈良井がコンパクトな左右をヒットさせて前半はポイントを掌握した。5回終了時の公開採点は49-46が1者、2者が50-45と奈良井が圧倒的にリードした。

しかし、立ち上がりから奈良井の両頬を紅潮させて、腫れさせていった砂川の一撃は、その後の波乱を予感させるものだった。それが爆発したのが8回。奈良井の左に右ストレートをリターンすると奈良井が尻もちをつくダウン。立ち上がった王者にふたたび右ショートを決めて2度目のダウンを奪うと、逆転KO勝ちの雰囲気がホールに充満した。

だが、苦闘慣れしている奈良井はここで魅せる。左ボディーフックで効かせると、一気にショート連打で挑戦者をキャンバスに這わせたのだ。ボルテージ最高潮の会場は、いずれかのKO勝ちを期待したムードとなり、右強打で攻める砂川を、奈良井が左フックで迎え打つ展開に。

しかし、ボクシングの幅とプロ経験で上回る奈良井がしっかりと足を使いながら先手でも後手でも砂川をコントロールしゴールを迎えた。奈良井(26歳)は18勝12KO2敗。出場中の「1000万賞金トーナメント」にベルトを持っていくことのできなかった砂川(26歳)は初黒星。5勝4KO1敗敗1分となった。砂川は次戦がすでに決定しており、6月28日にS・フェザー級賞金トーナメント準々決勝で木村蓮太朗(駿河男児)と対戦する。

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