May
18
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

21°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 元女子2階級制覇の天海ツナミ快勝 メインは長尾朋範がTKO勝ち

元女子2階級制覇の天海ツナミ快勝 メインは長尾朋範がTKO勝ち

2023年12月4日 21時01分

「オーバーヒートボクサーズナイト107」が4日、後楽園ホールで開催され、メインのフライ級8回戦は、長尾朋範(フラッシュ赤羽)が田口健太(セレス)に5回1分44秒TKO勝ちした。セミの女子51.0キロ契約8回戦は、女子世界2階級制覇の天海ツナミ(山木)がワーサナー・カムディー(タイ)を一蹴、2回TKO勝ちした。

長尾は5回にスパート、フィニッシュした

◇フライ級8回戦
長尾朋範(フラッシュ赤羽)[TKO5回1分44秒]田口健太(セレス)

 田口はガードを固めて前に出るボクシング。長尾がボディ打ち、アッパーで田口を崩しにかかる。2回、ペースアップした長尾が左ボディアッパーから連打をたたき込み、田口がたまらずダウンした。このピンチを何とかしのいで田口は3回、前に出て右を振っていった。

 3回以降、少し狙いすぎて手数の減った長尾は5回にスパート。右ストレート、左ボディを次々と打ち込んで田口を沈めた。28歳の長尾は8勝5KO2敗1分。38歳の田口は7勝1KO12敗1分。

天海は圧勝、まだまだ強い

◇女子51.0キロ8回戦
天海ツナミ(山木)[TKO2回1分10秒]ワーサナー・カムディー(タイ)

 WBO女子L・フライ級1位の天海がスタートから軽快に動き、多彩なパンチを打ち込んでいく。初回終盤、天海が左ボディアッパーを突き上げると、ワーサナーがダウン。天海は2回に勝負をかけ、右を打ち下ろしてダウンを奪い、さらに右で2度目を追加してフィニッシュした。

 天海は31勝19KO13敗1分。21年4月、アメリカでセニエサ・エストラーダに敗れてWBO・L・フライ級王座を失ってから3連勝。39歳にして衰えを知らず、世界王座返り咲きを目指す。ワーサナーは9勝8KO10敗。

サウスポー川口は右フックにキレがあった

◇S・バンタム級6回戦
川口竜也(五代)[TKO3回55秒]大場竜(ジャパン・スポーツ)

 サウスポーの川口と大場は初回から近い距離で、川口は右フックを、大場は左フックを振っていった。2回、川口が右フック、左ストレートを決めると3回早々、右フックが決まって大場がダウン。大場は立ち上がったが、さらに右フック、左ストレートを浴びてキャンバスに突き落とされてストップとなった。川口は4勝3KO4敗2分。大場は5勝3KO10敗2分。

◇S・フェザー級4回戦
阿部樹(シュウ)[2-0(39-37×2、38-38)]柿原健太(レイスポーツ)

◇S・フェザー級4回戦
塩崎優人(渡嘉敷)[TKO1回2分23秒]能醒魅(竹原&畑山)

◇フライ級4回戦
金田翔悟(ワタナベ)[TKO1回2分27秒]篠原康太(フラッシュ赤羽)

◇56.2キロ4回戦
守屋海(東拳)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]平井秀斗(レイスポーツ)

◇S・バンタム級4回戦
仲里ニンジャ早史(渡嘉敷)[引き分け1-0(38-36、37-37×2)]山下翼(齋田)

◇S・フェザー級4回戦
高見洸太(ハッピーボックス)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]鰆目千歳(フラッシュ赤羽)

◇ライト級4回戦
小笠原大貴(横浜光)[2-0(39-37×2、38-38)]竹内拓馬(レイスポーツ)

観衆=1293人

Related article
関連記事