13日、東京・後楽園ホールで開催された『第154回フェニックスバトル』のメインイベント、IBF世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦は、王者タノンサック・シムシー(タイ)が1位セルヒオ・メンドサ・コルドバ(メキシコ)に2回2分32秒KO勝ち。王座の初防衛に成功した。

強敵メンドサをKOしたタノンサック
昨年6月に王座決定戦でタイトルを獲得したタノンサックが、「次期世界チャンピオン」とメキシコで大きな期待を寄せられていた強豪を鮮やかな速攻で仕留めてみせた。
初回、右ボディーストレートでプレスをかけようとするタノンサックに、長身サウスポーのメンドサも左ボディーアッパーで対抗。2回にも右ショート連発で仕掛けたタノンサックに、メンドサも右ショートフックを合わせて王者を効かせたが、タノンサックはひるまずに右から左フックをヒットしてダウンを奪った。
ここは立ち上がったメンドサだったが、タノンサックは一気に試合を決めにかかり、ロープを背負わせた状態から右強打をねじ込むとメンドサが体をひねりながら倒れ込んで大の字に。メンドサは辛くも立ち上がったもののダメージが深く、レフェリーにカウントアウトされた。
「長いラウンドを想定して1ラウンド4分で練習していたが、早く終えられてよかった。今後は統一戦をしたいです」と笑顔のタノンサック。対抗王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ=WBO・WBA)、岩田翔吉(帝拳=WBC)へ対戦をアピールした。タノンサック(25歳)は40勝35KO1敗。メンドサ(26歳)は27勝23KO1敗。


