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世界戦線再浮上の栗原慶太、サルダール撃破して世界に近づく 10.12TB興行セミに登場

2023年8月28日 20時48分

会見の出席者。左から藤田、栗原、小國、伊藤代表、石澤、井上

 カシメロ-小國戦をメインにして10月12日に有明アリーナで行われるTBプロモーション第4弾興行。セミに出場するOPBFバンタム級王者の栗原慶太(一力)は「ここから1、2年というところが世界へのチャンスだと思っています」と、フロイラン・サルダール(比)との防衛戦必勝を誓った。

 栗原は昨年5月に小國とノンタイトルで対戦し、4回負傷ドロー。次の試合で千葉開(横浜光=引退)に12回TKO負けを喫し無冠となったものの、今年3月の再戦では開始から爆発的な攻めを敢行して2回TKO勝ち。雪辱を果たすと同時に3度目となるOPBFタイトル奪取をとげた。

 悲願の世界王座に向けて一直線とはいかずとも、亀海喜寛氏に教えを乞うなどしてどん欲にレベルアップに努め、千葉に借りを返して現在は再び世界戦線に復帰。「世界ランク(WBC)4位まで上がってきて、下げるわけにはいかないので(試合が)決まってよかった」と語る。

 相手のサルダールは最近は日本で比嘉大吾(志成)と戦ったり、また最新7月の試合はルイス・ネリ(メキシコ)と対戦(2回TKO負け)。栗原は「負け数は多いけど実力者。名のある相手と戦っているし怖い選手ですが、警戒しながら、最後は僕が倒して勝つ」。観る者をスカッとさせる豪快なパンチが最大の武器のスラッガー。サルダールを打ち破って世界をアピールするつもりだ。

■FEDELTA Presents TREASURE BOXING PROMOTIONS4
メインイベント
S・バンタム級10回戦
ジョンリエル・カシメロ(比)-小國以載(角海老宝石)

セミファイナル
OPBFバンタム級タイトルマッチ12回戦
栗原慶太(一力)-フロイラン・サルダール(比)

バンタム級8回戦
サウル・サンチェス(WBO・B級10位=米)-RV・デニエガ(比)

フライ級8回戦
ビンス・パラス(WBO・LF級14位=比)-石澤開(MT)

フェザー級8回戦
ジェオ・サンティシマ(比)-藤田健児(帝拳)

WBOアジアパシフィックS・ウェルター級タイトルマッチ12回戦
井上岳志(ワールドS)-サエンガナン・シットサイトーン(タイ)

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