元女子世界王者の真道ゴー 12.10男子ボクサーとバンタム級準公式試合
2023年10月13日 23時16分
2023年10月13日 19時39分
「LIFETIME BOXING FIGHTS17」が13日、後楽園ホールで開催された。東洋太平洋フェザー級王者、堤駿斗(志成)の棄権に伴いメインに昇格したウェルター級8回戦は、日本S・ライト級4位の湯場海樹(ワタナベ)がブンチュアイ・ポンスーンナーン(タイ)に1回36秒KO勝ちを収めた。
◇ウェルター級8回戦
湯場海樹(ワタナベ)[KO1回36秒]ブンチュアイ・ポンスーンナーン(タイ)
サウスポー対決はスタートから両者とも勢いよくパンチを振ってスタート。開始20秒すぎ、湯場が左ボディを突き刺すと、これをカウンターで食らったブンチュアイがもんどり打ってダウン。立ち上がれずに試合は終わった。
元日本5階級制覇の記録を持つ湯場忠志の長男、湯場は11勝6KO2敗2分。3月の浦嶋将之(角海老宝石)戦に続き日本で連敗のブンチュアイは6勝4KO4敗1分。
湯場は「長くなるかと思っていたけど、前に出てきてくれて、練習した左ボディが入った。あれはだれでも倒れる左ボディです」と自画自賛。「来年ぐらいに日本タイトルを狙っていきたい。勝負の年になると思う」と決意を口にした。ウェルター級を視野に入れていると明かした。
◇56.0キロ8回戦
大湾硫斗(志成)[TKO4回1分40秒]パイ・パーロップ(タイ)
日本S・バンタム級11位の大湾は6月、日本同級王座決定戦で下町俊貴(グリーンツダ)に敗れてからの再起戦。前日計量で800グラム超過し、当日12時の体重が60.3キロという条件をクリアしてリングに上がった。
体格で上回る大湾が元WBAミニマム級暫定王者パイにジワジワと圧力をかける。初回終盤、ロープを背負うパイにコンビネーションを浴びせ、パイが左目下をカットした。パイは右を振っていったが、パワーの差は歴然だ。
2回以降、大湾はパイのカウンターに注意しながら仕留めにかかった。パイは小さく、頭を下げてパンチをよけるので、なかなか当てるのが難しい。それでも大湾は4回、右ストレートでパイをコーナーに追い込むと、右アッパー、左ボディを浴びせてダウンを奪う。もう一つダウンを追加して試合を終わらせた
大湾は11勝7KO2敗。再起戦に勝利し、「チャンピオンになります」と観客にアピールした。」40歳のパイは34勝26KO3敗。
◇S・フェザー級8回戦
中井龍(角海老宝石)[TKO3回2分14秒]サハラット・テヒラン(タイ)
日本S・フェザー級10位の中井は7月に続くリング。体格に勝るサウスポー中井は右ジャブ、左ストレートでプレスをかけ、サハラットは右ストレート、返しの左フックで対抗する。サハラットの右がなかなか鋭い。
中井が相手の右カウンターに警戒しながら圧力をかけ、ジャブを良く当て、サハラットを追い込んでいく。3回、中井が左フックでサハラットをキャンバスへ。立ち上がったサハラットに今度は内から左を打ち抜くと、これがアゴに直撃して2度目のダウン。ノーカウントでストップとなった。
中井は7勝4KO2敗1分。勝利者インタビューで中井は「お初にお目にかかります、中井龍です。あいさつ代わりにかますことができたかなと。相手も気合い入っとった。オレは相手を選ばない。オレは逃げない。だれとでもやったる」と吠え、実力者からのオファーに期待した。18歳のサハラットは4勝3KO1敗。
◇ライト級4回戦
中谷清彩人(EBISU K’sBOX)[KO3回58秒]小原健人(Reason押上)
◇S・ウェルター級4回戦
山本諒真(DANGAN)[KO2回2分10秒]タワン・サッケーオ(タイ)
観衆=566人
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
2024年12月9日 1時47分
2024年12月9日 1時33分
2024年12月8日 18時37分
2024年12月8日 17時03分