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あすセミは玄人好みのWBO・AP戦 元世界王者ドヘニーと新鋭ラミドが激突

2023年10月30日 15時45分

 あす31日後楽園ホールの「フェニックスバトル105」のセミはWBOアジアパシフィックS・バンタム級タイトルマッチ。前日計量で王者TJ・ドヘニー(豪)が55.2キロ、挑戦者ジャフェスリー・ラミド(米)が54.8キロで合格した。

いきなりフェイスオフをしてきたドヘニー(左)にラミドも応じた

 日本で岩佐亮佑を下してIBF・S・バンタム級王者となったドヘニー(36=24勝18KO4敗)は6月、日本で前出の中嶋を下して王座を獲得した。元世界王者は初防衛戦で迎え撃つラミド(23=11勝4KO)は4月の最新試合で岩佐に大差判定勝ちした新鋭。“モンスター”井上尚弥(大橋)がスパーリング・パートナーとして重宝することでも知られる。

 将来の世界チャンピオン候補、ラミドは「相手はタフな元世界王者で経験豊富な強敵。ただ私は若いし、スピードがある。燃えている」と初のタイトルマッチに静かな闘志。ドヘニーはインタビューに応じず計量会場を後にした。異なるスタイルのサウスポー対決は玄人好みの好ファイトが期待される。

小林(左)と加藤は日本S・ウェルター級挑戦者決定戦

 セミセミには日本S・ウェルター級挑戦者決定8回戦が組み込まれた。カードは同級1位の小林柾貴(角海老宝石)vs.同2位の加藤寿(熊谷コサカ)。24歳の小林は日本タイトル初挑戦を目指す。38歳の加藤は4月、日本同級暫定王座決定戦で中島玲(石田)に敗れており、悲願の日本タイトル獲得に向けて試合に挑む。現日本王者は出田裕一(三迫)。

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