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35歳の元王者、長谷川穂積がいま考えていること

2016年6月17日 16時29分

  昨年12月に大差判定勝ちした試合ではS・フェザー級のカルロス・ルイス(メキシコ)に2度ダウンを喫するなどハラハラさせる場面もあった長谷川。その後どうしているかと神戸の真正ジムを訪ねると、黙々とトレーニングに励む姿があった。汗をしたたらせて次々に練習メニューをこなすのは若い頃と同じようだが、変わったところもある。35歳の元チャンプに聞く、今日そして明日──。=ボクシング・ビート7月号より=

新たな気づきがたくさんあるという長谷川

 午後5時に真正ジムを訪れると、長谷川はちょうどバンデージを巻いているところだった。リングに上がり、シャドー。元世界1位のエリベルト・ゲホン・トレーナーとのミット打ち。これは長谷川のほうからも要求を出し、さまざまなパターンで行われる。4連打、5連打のパンチが小気味よくミットを打つ。それがボディプロテクターを着けた相手とのミット打ちを経てサンドバッグに向かう。歯を食いしばって連打、連打の練習は10年前よりももっと前からおなじみの光景だ。

 変わったことといえば、いずれのメニューでもトレーナー陣から逐一ディフェンスを意識させる指示が飛んでいた。「上体を突っ込まないよう」「脚、脚」等々。バッグ打ちの最中にダッキング練習も取り入れるなど、これまでの長谷川取材ではあまり記憶がない。

「最近ですよ、ホンマに分かってきたのは」

 長谷川本人が言う。ということはやはりカルロス・ルイスとの試合がきっかけか。判定勝ちしたはいいが、2度もばったりと右カウンターで倒された。これまで自分が奪ってきたようなダウンを反対に喫した。顔にはルイスのパンチの痕跡がしっかりとあり、勝者の控え室は微妙な雰囲気だった……。

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