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ガヌーがフューリーに善戦でヘビー級異変 ワイルダーやジョシュア陣営も対戦希望

2023年10月31日 14時33分

 元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌー(カメルーン)がWBC王者タイソン・フューリー(英)と2-1判定負けという互角の試合を演じたことでヘビー級戦線が騒がしくなっている。今後のヘビー級戦線を占ってみた。

29日サウジアラビアの試合、ガヌー(左)はフューリーと互角の戦いだった

 王者フューリーとボクシング初戦のガヌーによる異色対決は戦前、フューリーの圧倒的有利が予想されたのは言うまでもない。私たちが思い出したのは17年7月のフロイド・メイウェザー(米)とUFCのスター選手、コナー・マクレガー(アイルランド)の一戦だ。結果はメイウェザーが余裕の試合運びで10回TKO勝ちという常識的な結果に落ち着いた。

 ところがフューリーとガヌーの一戦は、ガヌーが3回にフューリーからダウンを奪って一気にヒートアップ。最終的にフューリーが辛うじて勝利を収めたが、ガヌーの評判が急上昇する試合となった。WBCのマウリシオ・スライマン会長は「トップ10に値する」とガヌーの世界ランキング入りを示唆した。

 当然のことながら両者の再戦がクローズアップされるが、イギリスのスカイスポーツは「両者は別の試合を先に行う可能性が高い」と報じた。ガヌーは総合格闘技団体PFLと契約したためにそちらの試合を、フューリーは合意したとされるオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とのヘビー級4団体統一戦に向かっているのだ。

 4団体統一戦は12月23日、サウジアラビアのリャドというスケジュールが報じられており、ウシク陣営は「その日付は決まっている。フューリーは逃げることはできない」とスカイスポーツに語っている。ただし、プロモーターのフランク・ウォーレン氏は「来年の早い時期」とも口にしており、ずれこむ可能性はありそうだ。

 一方で、元王者のアンソニー・ジョシュア(英)やデオンテイ・ワイルダー(米)の陣営から、ガヌーとの対戦を望む声が聞こえてくる。ジョシュアとワイルダーの一戦も期待されているが、ガヌーの出現により、一気に選択肢が広がっていると言えるだろう。

 WBOは暫定王者にヂャン・ジレイ(中)が君臨し、IBFはフィリップ・フルコビッチ(クロアチア)が指名挑戦権を獲得。各団体の意向と各陣営の思惑が絡み合い、ヘビー級戦線は今後、どんなカードが飛び出してくるか分からなくなっている。Photo by Mikey Williams/Top Rank 

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