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病気ブランクの全KOオルティスが1.6復帰戦 S・ウェルター級で再出発

2023年11月3日 10時17分

 今年2度、世界挑戦を病気のためキャンセルした元ウェルター級トップコンテンダー、バージル・オルティス(米)が復帰する運びになった。オルティス(25)は来年1月6日、ラスベガスのバージン・ホテルスで、フレデリック・ローソン(ガーナ)とS・ウェルター級12回戦を行う。ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が2日、メディアに通達した。

 オルティスは昨年、横紋筋融解症という難病を患い、回復して8月に地元テキサス州のリングに立った。しかし今年4月に予定されたWBAウェルター級レギュラー王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)へ挑戦を前に横紋筋融解症が再発して延期を余儀なくされた。

 仕切り直しは7月に設定されたが、今度は新型コロナ感染症でまたもや中止に。これまで19勝19KO無敗のパーフェクトレコードを持ちながらキャリア進行と世界挑戦にブレーキがかかった。

 オルティスが回復に努める一方で、オスカー・デラホーヤ氏をはじめとするGBP首脳陣はオルティスにS・ウェルター級転向をアドバイス。年内復帰をメドにしていたが、スケジュールは1月になった。「ブランクが長引いたけど、復帰できるうれしさと初めてラスベガスのカードに出場できることでエキサイトしている」とオルティスはコメント。

 相手のローソンはこれまで30勝22KO3敗。ガーナ・アクラ出身で、シカゴを拠点にリングに上がる。「オルティスと私でボクシングファンが望むアクションファイトを披露する」と発言。1年5ヵ月ぶりのリングとなるオルティスの復調具合を見定める格好の相手だと見られる。

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