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武居由樹がモロニーに大差勝ちで世界王者に バンタム級メジャー4団体を日本選手独占

2024年5月6日 20時52分

 5.6東京ドームのセミでWBOバンタム級タイトルマッチが行われ、挑戦者5位の武居由樹(大橋)が王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)に3-0判定勝ち。世界初挑戦でタイトルを獲得した。スコアは116-111×2、117-110。モロニーは2度目の防衛に失敗した。

初の舞台で落ち着きも印象的だった武居㊨

 モロニーは20年10月、バンタム級2団体王者だった井上尚弥(大橋)に挑んで敗退。以来、負け知らずでWBOバンタム級王者となり、あこがれの日本で元K-1王者の新鋭、武居の挑戦を受けることになった。

 立ち上がりは武居が良かった。サウスポースタイルから力強いジャブを打ち込み、ロングレンジから踏み込んで左フックをボディに打ち込んだ。初回、左ボディをローブローと注意された武居は、2回にも同じパンチでローブローにより原点1を科せられた。それでも武居は攻めの姿勢を崩さず、左ボディストレートをモロニーに打ち込んだ。

 モロニーは武居の動きについていけない。武居は3回も左ボディ、左ストレートでモロニーに迫る。モロニーは武居のアタックを防ぐだけで精一杯という印象だ。

 劣勢のモロニーは4回、流れを変えようと、ジャブを突いて右ストレートにつなげていった。しかし武居は右アッパー、左ボディを打ち込んで流れを明け渡さない。

 モロニーがプレスをかけていき、武居は脚を動かしながらジャブ左フック、右フックの強打を打ち込んでモロニーを止める展開。モロニーは6回、強引に出てジャブ、右を決めるが、武居が終盤に左ボディ、右フックを決めた。

 後半入り、モロニーはペースを上げて武居を追いかけた。8回、ようやくモロニーはワンツーをヒット。モロニーの追い上げが始まったが、武居はよく対処した。脚を使いながらジャブ、左ストレート、右フックを打ち込み、モロニーの思うようにはさせない。

 10回は武居が左ボディを立て続けに打ち込んだ。モロニーの勢いが落ちてきたか。それでも最終回は前に出て武居を追い込んだが、武居はピンチを乗り越えてゴールテープを切った。

 武居は判定を聞いて涙を流した。9勝8KO。モロニーは27勝19KO3敗。これによりバンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M.T)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)と4団体を日本人選手が独占した。

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