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長尾朋範と“僧侶ボクサー”テンプル神原がドロー 立教大出身の木戸口は初勝利

2024年6月26日 21時17分

「オーバーヒートボクサーズナイト109」が26日、後楽園ホールで開催された。メインの50.3キロ8回戦は、長尾朋範(フラッシュ赤羽)とテンプル神原(協栄)が引き分けた。。

 セミの62.0キロ契約6回戦は、立教大出身で昨年B級デビューした木戸口謙辰(三迫)が大場翔(ジャパン・スポーツ)に判定勝ち。プロ4戦目で初勝利を飾った。

メインの長尾(右)と神原はドロー

◇50.3キロ8回戦
長尾朋範(フラッシュ赤羽)[引き分け1-0(78-74、76-76×2)]テンプル神原(協栄)

 パワーで上回る長尾は体を振って距離を詰めてのボディ攻め、神原はジャブと右ストレートで長尾を迎撃しようとした。初回から長尾の左ボディ、神原の右が決まった。

 2回は長尾が優勢。3回は神原の右ストレートがクリーンヒット。5回は長尾のプレスが効いて、神原にロープを背負わせた。互いに持ち味を発揮し、中盤も競った展開が続いた。

長尾(右)は最終回に攻めてドローに持ち込んだ

 終盤も互いに譲らず、長尾が前に出て攻勢をアピールし、神原はコツコツと右を合わせる内容。どちらも抜け出せずにドロー決着となった。長尾は8勝5KO2敗2分。神原は7勝2敗1分。

◇62.0キロ6回戦
木戸口謙辰(三迫)[3-0(59-55、60-54×2)]大場翔(ジャパン・スポーツ)

 スタートから大場が仕掛けで木戸口を飲み込みにかかるが、体格で上回る木戸口は距離をキープし、ジャブ、右アッパーでペースをつかみにかかった。

木戸口(右)はプロ初勝利

 木戸口は2回以降、脚を動かしながらジャブ、ワンツーを効果的に使い、大場の侵入を食い止めた。接近した際はクリンチが有効だ。4回、木戸口がワンツーの連打で大場を追い詰める。大場は最後まで粘ったが、木戸口が優勢のままゴールテープを切った。木戸口は1勝1敗2分。大場は4勝3KO2敗2分。

◇ライト級4回戦
竹内拓馬(レイスポーツ)[TKO2回2分5秒]山下直哉(竹原&畑山)

◇S・バンタム級4回戦
川島丈(フラッシュ赤羽)[TKO2回2分30秒]鎌倉孟司(ランド)

◇フライ級4回戦
ソリエザ・ジェリコ(山木)[TKO3回3分8秒]齊藤澪矢(将拳)

◇ライト級4回戦
篠田優雅(EBISU K’s BOX)[2-1(38-37×2、37-38)]伊藤樹(レイスポーツ)

◇フェザー級4回戦
星野由登(伴流)[3-0(40-36×3)]安孫子蒼太(五代)

◇女子S・フライ級4回戦
沼倉真子(石神井スポーツ)[2-0(39-38×2、38-38)]大空ヒカル(山木)

◇S・ライト級4回戦
中村貴仁(多寿満)[3-0(39-37×2、40-36)]和田龍樹(レイスポーツ)
観衆=1033人

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