L･フライ級2団体統一王者の寺地拳四朗（BMB）が15日付けで保持するWBAとWBC王座を返上した。今後はフライ級に上げて2階級制覇を目指す。BMBジムと三迫ジムが発表した。

寺地のコメント「タイトルを返上しフライ級に転向することにしました。2階級制覇、そしてライトフライ級では出来なかった4団体統⼀を目標に階級を上げることにしました。今はフライ級に向けて体作りをし、また新たなスタイルを作っています。フライ級での新しい寺地拳四朗をぜひご期待ください！」

　32歳の寺地は17年5月、ガニガン・ロペス（メキシコ）を下してWBC･L･フライ級王座を獲得、8度防衛後に矢吹正道（LUSH緑）に敗れて王座陥落するも、再戦で勝利して王座返り咲き。22年11月、京口紘人（ワタナベ）との統一戦に勝利してWBA王座を吸収した。WBC王座を4度、WBA王座を3度防衛し、3団体統一戦を狙っていたが実現しなかった。