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フアレス、元王者サンチェスとの激闘制す

2015年7月26日 15時25分

 メキシコのロスモチスで25日(日本時間26日)サンフェル・プロモーションの興行が開催され、メインではWBO・S・バンタム級2位フアン・カルロス・サンチェス(メキシコ=元IBF世界S・フライ級王者)が同級6位セサール・フアレス(メキシコ)と空位のWBOインターナショナルS・バンタム級王座を争った。

最終回フアレスがサンチェスをリング外へ叩きだす

 初回バッティングが発生。左目を切ったフアレスに、主審はサンチェスに対し減点を科す。その後ランカーながら格下のフアレスがラフなパンチを振り回して肉迫。サウスポーのアウトボクサー、サンチェスは乱戦に巻き込まれて苦戦を強いられる。それでも中盤までサンチェスがリードしていたが、後半失速。猛然と突進して左右を振るうフアレスが打撃戦に巻き込み、10回ついにダウン。最終12ラウンド終了前にもサンチェスはリング外へ落下。辛うじてカウント20以内にリングに戻り続行されたところで終了ゴングが鳴った。

 公式スコアは114-111が2者に114-112の3-0でフアレス(17勝13KO3敗)が番狂わせの戴冠。サンチェスは20勝9KO4敗1分。

元世界王者対決を制したフエンテス(右)

 セミの元世界ミニマム級王者同士のフライ級10回戦は、初回に倒したモイセス・フエンテス(元WBO王者)にオスワルド・ノボア(元WBC=ともにメキシコ)が闘志を前面に猛反撃。しかし、それを吸収したフエンテスが6回、右ボディーでフルカウントを聞かせた。Photos/Zanfer Promociones

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