WBCは15日、ライト級王者シャクール・スティーブンソン（米＝写真）と1位ウィリアム・セペダ（メキシコ）とのタイトルマッチを締結するよう通達した。入札日は今月20日となっている。セペダは全4団体でライト級1位を占めている。

　スティーブンソン、セペダとも今月6日に試合を行い、スティーブンソン（20勝10KO無敗）はアルテム・ハルチュニアン（アルメニア／ドイツ）に判定勝ちで王座防衛。セペダ（31勝27KO無敗）はジオバニ・カブレラ（米）に3回KO勝ちを収めた。その後、セペダのプロモーター、ゴールデンボーイ・プロモーションズ（GBP）のオスカー・デラホーヤ氏がスティーブンソンに対戦を呼びかけたと言われる。

　トップランクとの契約を更新せず、フリーエージェントを宣言したスティーブンソンにはGBP以外のプロモーターも関心をしている様子で入札の結果が注目される。

　一方でIBFライト級王者ワシル・ロマチェンコがウクライナから米国へ到着。交渉の成り行きが注目されるWBA王者ジェルボンテ・デービス（米）との統一戦へ向けて始動する。またWBO王者デニス・ベリンチク（ウクライナ）が誰と初防衛戦を行うかも関心を集めている。Photo by SUMIO YAMADA