明日27日（日本時間28日）ロンドンのO2アリーナでゴングが鳴るヘビー級12回戦をメインとするイベントの計量が26日行われた。メインに出場するジョー・ジョイス（英＝IBFヘビー級9位）は281.2ポンド（127.55キロ）、相手のデレク・チゾラは256.7ポンド（116.44キロ）を計測した。

　ジョイス（16勝15KO2敗＝38）はWBOヘビー級暫定王者に就いた後、昨年ヂャン・ヂレイ（中国）に連敗。今年3月に再起戦でKO勝ちを収め、明日のリングに立つ。ウエートはチゾラより11キロほど重かった。

　チゾラ（34勝23KO13敗＝40）はこれまでタイソン・フューリー（英）と3度、オレクサンドル・ウシク（ウクライナ）と対戦するなどヘビー級トップとグローブを交わして来た元ランカー。負けも多いが、しぶとさに定評があり、ジョイスはけっして楽観できない相手だ。

　フランク・ウォーレン氏のクインズベリー・プロモーションズのイベントでは、マイク・タイソンのヘビー級王座獲得最年少記録に挑むモーゼス・イタウマ（英＝19）も出場。古豪マウリシュ・ワフ（ポーランド＝44）を相手にWBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座の防衛戦を行う。計量でイタウマ（9勝7KO無敗）は239.8ポンド（108.77キロ）、ワフ（38勝20KO10敗）は287.4ポンド（130.36キロ）をマークした。Photos by Queensberry Promotions