ウォーリントン終戦…王者カカチェに敗退 期待のシェラーズTKO勝ち ウェンブリー前座から
2024年9月22日 11時12分
2024年9月22日 10時33分
現地時間21日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにてIBF世界ヘビー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのダニエル・デュボア(英国/248.6ポンド)が現3位、元統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国/252.5ポンド)と激突。英国決戦は4度のダウンを奪ったデュボアが5ラウンド59秒KO勝利し、王座防衛を果たした。photos/DAZN
6月、UAEにて当時IBF1位のフィリップ・フルコビッチ(クロアチア)を8回TKOに下し、同級暫定王座を手にしたデュボア。その後、統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がIBF王座を返上したことで正規王座に昇格し、今回が初防衛戦となった。一方、そのウシクに2連敗を喫したジョシュアは復帰後4連勝(3KO)。王座復帰を狙い、今回の決戦に臨んでいた。
過去、英国のボクシング史上最高の観客数は22年4月に行われた、タイソン・フューリー対ディリアン・ホワイト(ともに英国)戦の9万4千人とされてきたが、今回は記録更新となる9万6千人の入場数があったと、マッチルーム・ボクシングはアナウンスしている。
試合は、開始ゴングと同時にデュボアがジャブを突きながら前進して積極的に攻勢を仕掛けると、ジョシュアも応戦し右ストレートを返す。しかし終了間際にデュボアの右ロングフックでアゴ先を打たれると、ジョシュアはあっけなく両手を着く。
再開に応じたところでゴングに助けられたジョシュア。しかし2ラウンドもデュボアの攻勢の前にダメージを感じさせる。クリンチワークに忙しくなり、デュボアもなかなか決定打を打ち込めない。
3ラウンド序盤にデュボアが右フックをヒットし、ジョシュアの膝が揺れた。終了間際に左フックが再びアゴにヒットすると足をバタつかせながら後退したジョシュアはロープ際で2度目のダウンだ。ここもゴングに救われたものの、4ラウンド開始直後にも右フックでバランスを崩し3度目のダウンを喫したジョシュアはみたび立ち上がる。
迎えた5ラウンド、ジョシュアがジャブから反撃を見せ、やや回復を感じさせると右フックを好打。今度はデュボアのヒザが揺れて後退する。ジョシュア・ファンが一気に沸く。ところが、ジョシュアが逆転を狙い赤コーナーへ詰めようと右アッパーを出したところへ、デュボアの右フックが決まった。アゴにカウンターとなってクリーンヒットされたジョシュアがゴロンと倒れ込んだ。立ち上がろうするが、再びキャンバスに倒れ込み、そのままカウントアウトとなった。
27歳のデュボアは22勝21KO2敗、34歳のジョシュアは28勝25KO4敗。
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