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元L・フライ級王者ソトが無名とドロー 元IBO王者ロブレスがKO勝ちで再起

2024年11月25日 12時33分

 現地時間23日、メキシコ・メヒカリの闘牛場プラサ・カラフィアに元WBO・L・フライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ=WBC同級10位)が出場。同国のモイセス・カロと10回戦を行った。

カロ㊨に苦闘したソト

 1年ぶりのリングとなったソトに地元選手カロはこれまで11勝5KO3敗3分と平凡な戦績ながら、敗戦の2つは五輪金メダリストのハッサンボーイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)と元WBOミニマム級王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に喫したもの。序盤のカロは仕掛けるソトに右を決めて苦戦を強いた。

 ソトは4回、左を浴びせ、ようやくスパートするかに思えた。しかしカロは6回、右強打、右ボディーで再びペースを掌握。その後も攻め込むもののパンチが空を切るシーンが多いソトにアウトボクシングで対抗。断続的に右を決めるカロにソトは最後まで持ち味を封じられた。

 しかしスコアカードは97-93(ソト)、96-94(カロ)、95-95と三者三様のドローに終わった。WBOラティーノL・フライ級王座を死守したソトは21勝13KO3敗1分。

KO勝ちのロブレス

 セミの10回戦で元IBO・S・バンタム級王者エリク・ロブレス・アヤラ(メキシコ)が同国のミサエル・ガルシアと対戦。サウスポーのロブレスが初回終了間際、左でガルシアをキャンバスへ送る。ロブレスは攻撃の手を休めず2回、一気にチャージ。ロープへ送り右フックを痛打すると、ヒザを着いたガルシアはカウントアウトされた。KOタイムは1分5秒。

 英国で昨年王座に就き、返上後、今年3月に同じく英国でリアム・デービス(英)との決定戦でKO負けしたロブレス(24)は16勝10KO2敗。来日して井上尚弥のスパーリングパートナーを務めたこともある。ルイス・ネリの同僚ガルシアは15勝10KO6敗3分。

 リングサイドで観戦したネリは12月14日にティファナで行われるハイメ・ムンギア戦の前座に出場する予定。

photos/Zanfer

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