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WBO王座はく奪のリゴンドウ、WBAは休養王者に

2015年10月31日 12時02分

 WBAはS・バンタム級スーパー王者に君臨するギジェルモ・リゴンドウ(キューバ=写真)を“休養王者”に降格するとホームページ上で発表した。リゴンドウは不活動を理由にWBOタイトルをはく奪されたばかり。

 リゴンドウは2010年にWBA暫定タイトルを獲得し、12年にリコ・ラモス(米)を下して正規王者に昇格。13年にはWBO王者ノニト・ドネア(フィリピン)を下して王座を統一し、WBAはスーパー王者(正確には統一王者)という扱いになった。今回休養王者とされたのは、やはり不活動が理由。昨年大みそかに日本で天笠尚(山上)の挑戦を受けて以降、防衛戦の予定が立たず、この3年で4戦という試合数の少なさを指摘された。リゴンドウは12月4日カナダ・オタワのリングに上がるとの情報もあるが、詳細は定かでない。

 選手権委員会のヒルベルト・メンドサJr委員長は「リゴンドウの目覚ましい実績、マネジメントやプロモート上の問題、統一王者という地位を失うことを考慮し、リゴンドウを休養王者と名づける」とした上で「リゴンドウは休養状態を脱し、2016年5月1日までに正規王者と対戦しなければならない」と期限を設けた。

 またWBAは、同級正規王者スコット・クイッグ(英)がIBF同級王者カール・フランプトン(英)と計画中の統一戦を「特別に許可する」とも発表。英国注目の一番となるクイッグvsフランプトンの統一戦は、現在両陣営が実現に向けて交渉を進めている。

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