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寺地拳四朗「圧倒的な試合をする」 ユーリ阿久井政悟との統一戦に向け抱負

2025年3月4日 6時34分

「U-NEXT BOXING2」(13日・両国国技館)でWBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)とのフライ級王座統一戦に臨むWBC王者の寺地拳四朗(BMB)が3日、三迫ジムで公開練習を行った。この日は報道向けにシャドー、サンドバッグを2ラウンドずつ。

バッグを打つ寺地

 寺地はフライ級に上げて2戦目となるが「だいぶ楽になった。L・フライ級の時は減量中心の練習だったから」と言い、仕上がりは上々の様子。伊藤千飛(真正)や比嘉大吾(志成)らを相手にこなした今回のスパーリングは最終的に160ラウンド前後になる。「拳四朗はスパーで仕上げていくタイプで、ユーリ選手も強いので少し早くから始め、いつもよりやや多い」とは加藤健太・三迫ジムトレーナーだ。

 寺地にとって日本人同士の王座統一戦は、L・フライ級時代の京口紘人(ワタナベ)戦に続き2度目。「外国の選手とやるよりモチベーションが高い」と寺地ははっきりと言う。

 試合展開については、加藤トレーナーが「向こうは出てくる選手。これは一貫しているので変わりようがないと思います。これに拳四朗がどう対応するか、その辺の駆け引きになると思う」。父の寺地永・BMBジム会長は「身内としては、本来のスタイルで打たせないボクシングをしてほしい。でもいつからか激闘型になって、ヒヤヒヤしています」と本音を明かしつつも、「ユーリ選手もプライドがあり、簡単に勝たしてはくれない。いい試合になると思います」と好勝負を予想していた。

 寺地は「圧倒的な試合をして、僕が一番強いというところを見せたい。いい勝ち方をして盛り上げたい」と今回も自信たっぷりだった。「激闘はしたくない。自分は打つけど、なるべく打たれないようにしたい」とも。

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