雪辱&王座奪還に向けて重岡優大「この一年、俺はやってきた」 30日にジェルサレム再戦
2025年3月19日 16時15分
2025年3月18日 22時01分
18日夜、後楽園ホールの「WLD1」メインはフェザー級8回戦。日本S・バンタム級11位の高橋利之(KG大和)が柿元蓮(ワタナベ)に3-0判定勝ちした。スコアは78-73、77-74、76-75。
相手を出させたり、自分が出たりと巧みにペースをつくる高橋。2回にはコーナーを背にし、追ってきた柿元をコンパクトなパンチでとらえて先制のダウンをマークした。ダメージを感じさせない柿元も果敢に攻め込むが、攻防の幅で高橋が一枚上手。4回、5回と射抜くような右ストレートを直撃させるなど、徐々に引き離しをかける。
しかし柿元もあきらめない。7回は細かい打ち返しで高橋にロープを背負わせて挽回をアピール。豊富なスタミナ、意欲旺盛なファイトで試合を大いに白熱させた。最終回は逆転を狙ってさらに激しい手数の柿元に対し、高橋も打ち返して面目を保ったかたち。
昨年8月、山﨑海斗(六島)に6回判定負けして以来の試合で勝利した高橋は11勝5KO6敗。柿元は8勝2KO6敗。
この日はトップアマチュアからプロ転向し、2戦目でOPBF女子ミニマム級王座を獲得した和田まどか(DANGAN)がアトム級6回戦で登場。OPBF女子ミニマム級6位のピンイン・オウヤン(中国)にフルマークの判定勝ちを飾った。
和田は世界選手権銅メダルを獲得するなどアマチュア58勝10敗のサウスポー。今回がDANGANジム移籍初戦だった。
自身と同じサウスポーとの対戦。相手のピンインも訓練された選手で、初回にカウンター気味に繰り出した左ストレートで和田がバランスを一瞬崩す場面があった。和田は右ジャブを使ってピンインに駆け引きを強いて、それに続く左ストレート、右フックでポイントを集めていった。
しかしピンインも最後まで粘り強く、和田もそれ以上のシーンを作り出すことはできなかった。和田は3勝2KO。ピンインは6勝3KO2敗1分。
そのほか、S・フェザー級8回戦では日本同級11位の李鎮宇(DANGAN)が佐藤諄幸(厚木ワタナベ)に5回1分25秒TKO勝ち。
立ち上がりから右アッパー、右の好打を連発した李。その後もガードを固める佐藤に対し、アングルを変えながら丁寧に切り崩しを図った。右のみならず左もジャブ、ボディーとまぜつつ終始優勢に進め、迎えた5回、立て続けにヒットを重ねたところで主審がストップをかけた。
パンチを放つ位置やタイミングを操りつつ、危なげなくTKOに持ち込んだ李は11勝6KO1敗1分。佐藤は9勝6KO7敗2分。
日本S・フライ級3位の吉田京太郎(ワタナベ)はタイのウィーラサック・ラックチャートに初回2分37秒TKO勝ち。ボディージャブをテンポよく発射してスタートした吉田が右をテンプルに打ち込むと、ウィーラサックもろくもダウン。10カウントを聞いた。吉田は6勝3KO3敗。
日本フェザー級12位の中川公弘(ワタナベ)はタイのソムサック・ヌーレに3回TKO勝ち。左リードから試合を作ろうとする中川に対し、のらりくらりと動いてパンチを差し返すソムサック。3回、右で好機を迎えた中川は右オーバーハンドを打ち込んでソムサックを倒した。2年ぶりの勝利となった中川は11勝6KO7敗2分。
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