大物・堤麗斗がA級プロテスト合格 5月ごろにデビュー戦計画
2025年3月21日 22時46分
2025年3月21日 22時35分
21日後楽園ホールの「LIFETIME BOXING FIGHTS26」のメインは当初発表された鈴木稔弘(志成)の再起戦にかわり、アマチュアから転向した新鋭由良謙神(志成)が務めた。62キロ契約8回戦で中国のウ・ハンユンに3-0判定勝ち(78-74、79-73、79-73)。
初回から近い距離でテンポのいいラリーが繰り広げられた。由良はウの打ち終わりに左フックを合わせたり、左ボディーや右アッパーをたびたびヒット。ウのパンチはブロックやステップで外し、2回早くもウに鼻血を流させた。3回も由良は飛ばす。中距離の右ストレートもビシビシ当て、ウはバックステップの場面が増えてきた。
由良はさすがにこのハイペースで攻め続けることはできなかった。ウもここから粘り、中盤の由良は左ジャブを冷静に使ってアウトボックス。ウはあきらめず、7回は右で由良のバランスを崩すなどした。最終回の由良は好打が多かったが、ウは最後まで抵抗した。
試合後、由良が初回に左拳を痛めていたことが明らかにされた。これがその後の試合運びに影響したわけだ。骨折経験はないが「これまでにない痛み」と顔をしかめていた。
由良は東洋大学出身で、堀池空希(横浜光)や田中空、田中将吾(ともに大橋)、宮本陽樹(パンチアウト)らと同級生。プロ3連勝(2KO)とし、「自分はパンチ力があるほうだと過信していました。気持ちの折れない選手で、しんどいところがあった。いい内容ではなかったけれど、プラスになる試合でした」と語った。
セミの女子バンタム級6回戦はサウスポーの菊池真琴(DANGAN)がパンナーポン・ケーオパウォン(タイ)に3-0判定勝ち(59-55、59-55、59-55)。左ストレートでタイミングを取って放つ右フックでポイントをアピールした。菊池は5勝1KO2敗。
またスーパーウェルター級6回戦は山本諒真(DANGAN)がタイのパッドヨッドに5回2分15秒TKO勝ち。山本は初回にパッドヨッドの右をカウンターで直撃されてダウン。深いダメージを抱えたが、2回以降はリスキーな打ち合いを我慢してスムーズな左ジャブで試合を立て直した。迎えた5回に左ボディーでパッドヨッドを倒し返し、カウントアウト。山本は5勝5KO2敗。
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