今永虎雅がピニリに判定勝ち、日本王座前哨戦飾る 坂井優太、田中空、田中将吾勝つ
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2025年3月25日 23時09分
25日、東京・後楽園ホールで開催された『第131回フェニックスバトル』。メインイベントのフェザー級10回戦は、2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(大橋)とWBA&WBO10位、WBC12位の阿部麗也(KG大和)が引き分け。スコアは一者が97-93で清水を支持したものの、残る二者は95-95。
23年7月のWBO王座挑戦(vs.ロベイシー・ラミレス=キューバ、5回TKO負け)以来、1年8ヵ月ぶりのリング復帰となる清水。24年3月に当時IBF王者だったルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)に挑戦し、8回TKO負けを喫した阿部と、いずれも世界再挑戦を賭けたサウスポー同士の戦いは、両者痛み分けとなった。
クイックな上体の動きと、小刻みなステップの出入りで迫る阿部。一見すると棒立ちに見える清水は、阿部の飛び込み際に右フックを狙う。しかし、阿部は体を上下動させて左ボディーを見せておき、右フックをヒットする。清水を破ったラミレスの動きのような、体を密着させると連打の回転力で清水に圧力をかける。
しかし清水は長い腕を生かしたロングジャブ、打ち下ろしの左ストレートで阿部を突き放し、入らせまいとする。清水を下がらせてロープを背負わせれば阿部、リング中央で距離を作れば清水という構図で試合は進んでいく。阿部のテンポの速さに清水は難儀した様子で、リズムなく静から動へ一気に流れる清水のロングブローに阿部は戸惑ったようだった。
7回、清水がジャブを多用して強打のワンツーをヒットすれば、9回は阿部が接近戦で左アッパーをクリーンヒット。最終回は阿部がさらにテンポを加速して攻め、左で清水をのけ反らせた。
さる13日に39歳を迎えた清水は11勝10KO2敗1分。この日が誕生日だった阿部(32歳)は26勝10KO4敗2分。
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