「3150×LUSHBOMU４」（29日、愛知県国際展示場）で矢吹正道（ＬＵＳＨ緑）の挑戦を受けるＩＢＦフライ級チャンピオンのアンヘル・アヤラ（メキシコ）が25日にトコナメジムで公開練習を行った。

　試合の２ヵ月前から標高3000メートルの高地でトレーニングキャンプを行っていたことを明かしたアヤラ。スパーリングは「背の低い選手、背の高い選手、スピードのある選手、パンチのある選手、フットワークを使う選手、前進力のある選手……」とさまざまなタイプのパートナーと120ラウンドほどこなしたという。

　挑戦者矢吹については「パンチ力、スピード、攻撃力、どれも高いレベルのすばらしい選手」とリスペクト。そのうえで「自分はメキシコを背負って矢吹を倒しにいく」とチャンピオンは言う。「メキシカンボクサーのレジェンドたち、チャベス、マルケス、アルバレスは皆、海外で試合をして勝ってベルトをメキシコに持ち帰ってきた。自分も彼らのように歴史をつくりたいんだ」

　会見の後はロープスキッピングやシャドー、ミット打ちを軽く披露した。当日の模様はＡＢＥＭＡで午後１時から無料ライブ配信される。