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重岡優大とのリマッチに自信 日本人キラー、ジェルサレム

2025年3月27日 6時24分

 30日愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で行われるWBC世界ミニマム級タイトル戦で前王者重岡優大(ワタナベ)とリマッチを行う王者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)が26日、トコナメジム(愛知県東海市)で公開練習に臨んだ。

バッグを打つジェルサレム

 23日に来日するまでに110ラウンドのスパーリングをこなしたというジェルサレム。改めて現在のコンディションを問われると「100パーセント」とひと言。またリミットまであと2ポンド(約900グラム)だと答えた。 

 ジェルサレム(31歳)はこれまで日本人王者相手に2度もタイトルを奪い去った「日本人キラー」。昨年3月の王座獲得戦は、重岡からダウンを奪って際どい2-1判定勝ちだった。また23年1月には重岡の同僚谷口将隆を倒してWBOの王座についているが、これはあっさり初防衛戦で敗れ短命王座に終わっている。今回はその失敗を繰り返すつもりはないと言い、「このベルトは絶対に渡さない!」。現在保持するグリーンのWBCベルトには特別の愛着があるらしい。

 リマッチはアマチュアで同じ相手と5回対戦した経験もあり、苦にはしていないという。「前回プラス・アルファの練習をして準備してきた。よりいい試合をするので期待してほしい」とジェルサレム。

ジェルサレムにとり愛知はチャンピオンになったゲンのいいリングというだけではなく、特別な街でもある。1月下旬から2週間滞在して走り込みをやり、今度の試合では同胞も含め約150人のファンが応援に駆け付けるという。 

 相手の重岡の実力は高く評価していて、「前回の試合直後に(重岡に)もう一度チャンピオンになれると言った」そうだ。ただし「今度ではない。オレは絶対に負けない」と、雪辱を期す重岡を撃退するつもりだ。

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