WBA世界“スーパー”&WBO同級統一王者ギエルモ・リゴンドウ（キューバ）のマネジャー、ゲーリー・ハイド氏がWBAのメンドサ会長に対し“レギュラー”王者スコット・クイッグ（英）との統一戦を指令するよう書面で要求。これを公開した。

　文書では統一チャンピオンのリゴンドウに対してクイッグはトップ・コンテンダー（挑戦者）であると記述。団体内の統一戦が成立するよう要求した。クイッグは前回の大竹秀典（金子）との防衛戦で右拳を負傷したが、「現在はトレーニングを再開している」と指摘した上で「リゴンドウ戦を避ける理由はない」とした。

　クイッグ陣営は現在、IBF王者カール・フランプトン（英）との統一戦に食指を動かしている。リゴンドウ陣営はこのことに批判的で、今回の行動は英国サイドを牽制するのが狙いとみられる。