37歳木村文祐が連敗を9でストップ
2025年4月8日 1時16分
2025年4月6日 21時03分
5日(日本時間6日)ラスベガスのパームス・カジノ・リゾートでトップランクがイベントを開催。ライト級で王者への階段を上がるアブドゥラー・メイソン(米)がカルロス・オルネラス(メキシコ)に6回終了TKO勝ち。自身の21歳の誕生日を祝い、戦績を18勝16KO無敗と伸ばした。=photos/Mikey Williams(Top Rank)
サウスポー同士。両者が対峙するとメイソンが一回り大柄に見える。2回、メイソンが左フックを命中させ右をフォローするとオルネラスは一瞬間をおいてヒザを着く。メイソンは焦らず仕留めにかかり、相手に打たせる場面もありながら的確なパンチで痛めつける。4回、また左フックでヒザを着かせたメイソンは6回に3度目のダウンを奪う。終了ゴングにこぎ着けたオルネラスだが右マブタをカット。ダメージも考慮したレフェリーが7回開始前にストップをコールした。
すでにWBC7位にランクされるメイソンは空位だったNABFとNABOライト級王座を獲得。これで8連続ストップ勝ち。「今日スモール・タイトルを獲得したから今後はビッグなもの(世界王座)を狙う」と発言。16ヵ月ぶりのリングだったオルネラスは28勝15KO5敗。
メインのヘビー級10回戦は東京五輪S・ヘビー級銀メダリストのリチャード・トーレスJr(米)がWBOヘビー級15位グイド・ビアネロ(イタリア)とのクリンチが多発する肉弾戦を制して3-0判定勝ち。スコアは97‐92に98‐91×2でトーレスの勝利。ビアネロは2回にホールディングで減点1を科されたが、中盤、体格差を活かして盛り返した。しかし終盤再びトーレスがチャージし勝利を引き寄せた。トーレスは13勝11KO無敗。ビアネロは13勝11KO3敗1分。トーレスは空位だったNABO、IBF北米、NABFヘビー級王座を一挙に手に入れた。
同じリングのS・ライト級ランカー同士の10回戦はWBC&WBO5位リンドルフォ・デルガド(メキシコ)がIBF7位エルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)に2-0判定勝ち。ロバート・ガルシア(デルガド)vs.フレディ・ローチ(ロドリゲス)の名将同士の対決ともなった一戦はペース争いとなり、前半リードしたデルガドに中盤ロドリゲスが挽回を図る展開。左目尻が腫れたものの、9回、サウスポーのロドリゲスが左ストレートでデルガドをロープへ飛ばす攻勢。だが最終回チャージしたデルガドが95‐95、96‐94×2で勝利を得た。デルガド(30)WBC・S・ライト級挑戦者決定戦と銘打たれた一戦を制し、WBOラティーノ同級王座を防衛した。ロドリゲス(29)は17勝13KO2敗1分。
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