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ユーバンクvsベン PPV購買数100万件を突破 英国の二世対決の人気ぶり

2025年5月1日 12時31分

 26日にロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたミドル12回戦、クリス・ユーバンクJr(英)vs.コナー・ベン(英)のPPV購買件数が世界で100万件を超えた。地元の英国ではスカイスポーツが、他の地域ではDAZNが中継した。ベンのプロモーター、エディ・ハーン氏(マッチルーム・ボクシング)が英国メディアに伝えた。

試合は重い階級のユーバンクが勝利 Photo/Mark Robinson(Matchroom)

 それぞれの父であるクリス・ユーバンク、ナイジェル・ベンが90年代に2度対戦したライバルだったことから実現した二世対決。試合は序盤、本来ウェルター級のベンが仕掛けたが、挽回したユーバンクが優勢に進めて押し切り、3ジャッジ全員が116-112の判定勝ちを収めた。父親の時代からのライバル関係に加えて、肝心の試合も手に汗握る熱戦だったことが購買数が上がった理由だと思われる。ハーン氏は正確な数字を明かしていないが、今後もまだ伸びると推測される。スタジアムに6万2000人の観衆が集まり、ゲート収入も相当だろう。

 好感触を得た主催者はリマッチ実現に向けて動き出している。イベントを仕掛けたサウジアラビア娯楽庁長官トゥルキ・アル=シェイク氏は、9月に同じトッテナム・ホットスパー・スタジアム開催の線で交渉を始めていると噂されている。だが、ベンはS・ウェルター級リミット(154ポンド)からミドル級リミット(160ポンド)の中間のキャッチウェイトを要求しているといわれ、今回の一戦でミドル級リミットをオーバーしたユーバンクが簡単に同意するか? 成り行きが注目される。

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