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「しっかり自分のボクシングを披露して中盤でKOしたい」(井上尚弥)カルデナス戦まであと2日

2025年5月3日 18時40分

 4日にラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるS・バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)vs.挑戦者WBA1位ラモン・カルデナス(米)まであと2日となった。両者は2日、MGMグランドで最終会見に臨んだ。進行役のクリスティーナ・ポンチャーさんをはさんで井上とカルデナスが着席。この日カルデナスはサングラスをかけていた。Photos/Mikey Williams(Top Rank)

フェイスオフする井上㊧-カルデナス 

 今回ラスベガスでの試合は3度目(米国では4度目)となる井上。「前回2回はパンデミック状況下だった。今回これだけの大会場が用意されたのでモチベーションが高まる。シンコ・デ・マヨの雰囲気がわからず、もしかしたらアウェーの雰囲気になるかもしれない。でもどんな状況でやれるか非常に楽しみ」と抱負を語った。

 そして「アメリカのファンにしっかり自分のボクシングを見せた上で中盤にKOというのが最高の試合の終わらせ方」と勝ちパターンを予想した。「自分はパワーが強調されるけど、この試合ではディフェンス、距離間、タイミングを見てもらえればうれしい」とアピールした。

 一方カルデナスは「昔、オスカー・デラホーヤ-フロイド・メイウェザーの24/7(試合前の密着番組)を見ていたことを思い出す。今、自分はそこにいる。世界タイトルに挑戦できることと同時に比類なきチャンピオンと戦えることが私をよりハングリーにさせる」と力を込めた。さらに「今までサポートしてくれた人たちのためにミッションを果たしたい。100年後でも人が思い出すような試合をしたい」と決意を固めた。

世界戦に出場する4選手

 会見にはセミで行われるWBOフェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)と挑戦者エドワード・バスケス(米)も出席。身長185センチを誇るエスピノサに挑むバスケスだが、「アマチュアではウェルター級からライトミドル級の選手と対戦しているからそれが生きるはず」と気にしていない。

 対するエスピノサは「手ごわい相手に対して私がまだ披露していないスキルやハートを誇示できるチャンス。私にはまだまだ伸びしろがたくさんあるから」とコメント。ポンチャーさんから促されて得意の歌を熱唱。絶対の自信を感じさせた。

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