奈良井翼が原優奈に8回TKO勝ち、日本王座V2 アマチュアから荒竹一真TKOデビュー
2025年5月28日 21時32分
2025年5月28日 21時28分
28日横浜のセミファイナルで行われたIBF世界S・フェザー級王座決定12回戦は、1位・エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)が3位・力石政法(大橋)に115-113、116-112、117-111の3-0判定で勝利。空位の王座に就いた。
ヌニェスのハードプレスは最後の最後まで止まらなかった。時に思いきりよく詰め、時にひたりと同じ間合いをキープして力石を追う。力石は要所で左右へとステップを刻み、ヌニェスの空振りを誘いつつカウンターを狙い、休む時間を作ろうともした。だが、それは所々で成功したものの、ヌニェスの絶え間ない圧力に精神的に疲労を負わされたことだろう。
加えてヌニェスの連打はまさに波状攻撃。上下左右へと打ち分けに長ける。力石は堅いガードでハードヒットこそ許さなかったものの、徐々に追い詰められるシーンが増えていった。
それでも駆け引きに長けた力石は、ヌニェスの右に左ボディーアッパー、左フックに右アッパーを合わせにかかる。特に8回に決めてヌニェスのバランスを崩させた左ストレート、最終回にヒットした右フックからの左ストレートは見事だった。
しかし、ヌニェスの前進と手数は止まらなかった。10回開始早々にヒットしたヌニェスの右は強烈だった。疲労と少なからずダメージがあっただろう力石は、それでも最後の最後まで果敢に逆転を狙って会場を沸かせ、立ち続けた。
初の判定勝利となった新王者のヌニェス(27歳)は29勝28KO1敗。敗れた力石(30歳)は16勝11KO2敗。
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