強い!中谷潤人が王座統一 右肩脱臼の西田凌佑、6回終了棄権
2025年6月8日 23時59分
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地元ヒーローが一転してスキャンダルまみれに――。WBOライト級王者キーション・デービス(米)は7日(日本時間8日)故郷バージニア州ノーフォークで挑戦者エドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ共和国)と防衛戦を予定していたが、前日の計量でリミット4.3ポンド(約2キロ)オーバーの139.3ポンド。クリアしたデ・ロス・サントス陣営が対戦を拒否し、試合はキャンセルされた。WBOはデービスのタイトルを取り上げた。
トップランク主催のイベントはセミで予定されたライト級10回戦、WBO2位アブドゥラー・メイソン(米)vs.ジェレミア・ナカティア(ナミビア)をメインに昇格して行われた。この日はデービスの弟ケーオン・デービス(米)と兄のケルビン・デービス(米)が出場。ウェルター級6回戦でマイケル・ベレス(プエルトリコ)に左レバー打ちで2回KO勝ちを収めた弟に対し、兄はS・ライト級10回戦でナヒール・アルブライト(米)に2-0判定負けで初黒星を喫した。
あろうことか試合後キーショーンはケーオンとともにアルブライトのドレッシングルームに乱入。暴行を加えたことが明らかになった。キーショーンは23年10月にアルブライトと対戦。2-0判定勝ちの裁定が下ったが、マリファナ喫煙の陽性反応が出たため、無効試合に変更された経緯がある。アルブライトがインタビューで再戦を口にしたことに対し、理性を欠いた行動に出たと思われる。警察も出動する事態になっただけにキーショーンと弟には何かしらも処分が下るのではと伝えられる。
メインに出場したメイソン(21歳)はナカティア(35歳)に5回開始TKO勝ちを収めた。これで19勝17KO無敗。今年3戦目となるサウスポーのメイソンは、これまで米国でシャクール・スティーブンソン、ミゲル・ベルチェルト、ライムンド・ムラタラと対戦したナカティアを2回からコントロール。ダウン寸前に追い込む場面をつくり、左マブタをカットさせてリード。5回開始前のドクターチェックでストップがかかった。ナカティアは26勝21KO5敗。
メイソンはデービスの王座はく奪により、WBO王座決定戦に出場が有力となった。相手はWBO1位サム・ノークス(英)が第一候補。「その試合は実現すべき。そのために準備する」と意気込みを語っている。
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